過去にサポステを利用して仕事に就き、頑張っているOBの方々のお話をまとめています。リアルな体験談からは勇気や希望、自信をもらえます。ぜひ、参考にしてください!OB体験談はサポステブログでもご紹介しています。
今回は介護のお仕事をされているZさんにお話をしていただきました。
もともと人があまり好きではない状態だったというZさん。
高校に入ってから友人がいじめに合ったこと、親に相談したものの理解されず、他人事のように言われたことで嫌な気持ちなり、4ヶ月で不登校になりました。部屋に引きこもり、親や兄から毎日逃げる状態が5年ほど続く中、友達が連絡をくれたりもしましたが、自分の事をあまり話せず、世の中、親、兄弟、人が嫌いで、とにかくイライラしていました。
二十歳くらいで通信高校とアルバイトに通い始めましたが、人間不信の状態が続きました。自信がなく、意見が言えず、空虚で誰にも理解してもらえないと思っていましたが、現在は自分で表現して思ったことを伝えるように、時に否定してくる人もいるけど気にしないようにしているそうです。
アルバイトは、金庫からお金が無くなるという事件が起こった時に、ある従業員がみんなから疑いをかけられ、正義感が強かったこと、15歳時の経験と重なったことでやめてしまいました。
通信高校を卒業した後は、人目を気にして再びひきこもり、その頃はもうずっと死にたいと思っていました。死にたくない、どうにかしたい、どうにもならない…自分のことを変えてみようと思い、太っていたので運動をしたり、体力を付けたり、山登りをしたり…自分を変えるために努力しました。見た目の変化も自信につながったそうです。
29歳の時にサポステを知り、働くため、コミュニケーションのために通うことにしました。最初は周りがみんな敵に見えて、誰ともまったく話すことができませんでしたが、プログラムや作業トレーニング、クリスマス会の企画実行委員などを通し、少しずつ人と関わるようになり、友達ができて、だんだんと変わることができました。サポステに来る他の利用者と話すことで、悩んでいるのは自分だけじゃないことや、色んな価値観があることを知りました。
サポステだけでなく、今までの人との関わりや、電車に乗る訓練、読書なども自分が変わるための力になりました。
そして、人が苦手だから人の中に入ろう、と思って介護職に就きました。
今はもう壁があるとは思っておらず、人は人、自分は自分と割り切って、苦手な人もいるけど慕ってくれる人もいるという気持ちで取り組んでいるそうです。
介護職については、人の気持ちがわかるようになる、コミュニケーションが苦手でも、少しずつ居場所ができるから大丈夫、とお話ししてくださいました。
しかしここが終わりだとは思っておらず、過去より今に目を向けて、目標を持って生きていこうと思っていると力強く話してくださいました。


安定のことを考えるとなかなか動きだせないんだけど…
先々まで考えると不安が高まります。今より給料が高いという理由で動くのもアリだと思います。
すごく自信を持っているように見えますが、きっかけは?
自信がなくて、嫌われると思い、自分のことを話せずずっと悩んでいてストレスでした。本を読んだり、ジョギングや山登りをしたり、人とコミュニケーションをとる内に、伝えようと努力するようになりました。
仕事でも日常でも、波があって落ち込んだりした時に、奮い立たせるコツは?
ひとりで大音量で音楽を聴いたりして落ち着けます。怒られたりすると落ち込むので、そういう場面では相手の怒りを受け止めず、冷静な気持ちで見るようにしています。
今回OB体験談を引き受けてくださったSさん。久しぶりの女性の登場です。
Sさんは高校三年で学校に行けなくなってから社会に出て働くことを考えるまでの10年間を「いろいろ考えた大事な時間だった」と話し始めました。
高校では大学を目指して予備校に通って頑張っていましたが、学校が好きになれず、怒鳴る先生や校則などが窮屈で2年の終わりから保健室に行くようになりました。
3年の初めに保健室の先生からクリニックを勧められ、ドクターと相談し休学することになりました。
なんでこうなってしまったのか…苦しくて24時間泣いていました。
訳も分からずお先真っ暗な状態のとき、ドクターから「悲しい気持ちはやり過ごし、自分が楽しいと思うことをしなさい」といわれ、できないながらも、この言葉を信じて何とか楽しいことをしようと心がけるようになりました。
楽しいことに導かれるようにして、しだいに悲しいところから抜け出せるようになり泣く頻度が減っていきました。
でも、同級生がどんどん大学生になっていく現実を前に焦りは募る一方で、自分は外が怖くて電車に乗れない、家からもなかなか出られない日々が続きました。
苦しいけれど、身近なところで今できることを毎日毎日考えて、お布団を干したり、折り紙を折ったり、一日一日意味があると思いたくて日記をつけはじめました。
それは今も続けています。
ある日、母親に車で送迎してもらってコンサートに行ったらめちゃくちゃ楽しかったので、外にライブなど楽しいことがあれば勇気を出して出ていくことを繰り返しました。
幸い家族は自分のことを見守ってくれていたので、家は安らげる、気持ちを休ませることができる場所でした。
焦りや不安と戦いながら「ちょっとずつしか人は変われないけど、いつか出られる日がくるかもしれないなぁ」と家の中で平穏に暮らしていると、だんだん気力が戻ってきて、何かできるかもしれないと思い始めました。
そろそろ外に出てみようかと、2012年にサポステを訪ねました。
けれど、それから2年ほどは人と知り合うのが怖くてプログラムには出ず、相談に通うだけでした。
そんな中、高校を退学してしまっていたので認定試験を受けてみようと考えるようになって、勉強をはじめたら勉強嫌いの自分が地道に勉強できたのには驚きました。
2014年11月に認定試験に合格したのですが、本当に大変だったのはそこからでした。
「次はどうしよう、もう社会に出ていくしかないんだ…」と思ったら、ひどく落ち込みうつっぽくなり、涙が止まらない、夜も眠れない、ご飯も食べられない、将来どこかでのたれ死ぬのかもしれないと怖い想像まで浮かび、くるしい気持ちを宥めるために、最初の2年通っていたクリニックにまた行くことにしました(不安な気持ちが落ち着くまでの数ヶ月間、薬を処方してもらいました)。
その頃はテレビを見ても外を歩いていても「働け!」と言われているように感じ苦しくなりました。
それでも最初の一歩を踏み出したい、何とかしなくてはとサポステの作業トレーニングに参加したのですが、初めて行った時は緊張し、暗い顏をして誰とも話せず、という状態でした。(今のSさんからは想像できません!)
「それでも続けよう、世の中に出ていく手がかりはここにある気がする」とプレッシャーに耐えました。
週2回から3回と通う回数が増え、同年代の人たちとささやかな話をし、話せた、よかった、と少しずつ積極的になっていき、
プログラムの「さわやかな自己表現」に出たときにはとても楽しかった、次も出たいと思えたのです。
そんなときサポステから事務の仕事があると勧められ、清水の舞台から飛び降りる気持で飛び乗ってみるしかない、なりふり構わずやるしかないと受けることにしました。
さて、その結果は…社会を経験してみると、世の中に出ても案外死んだりしないんだな、と思うことができました。仕事のない日は、他の小さなバイトをしたり、趣味に没頭したり…。
正社員で働くことは大事なことだけれど、二足のわらじも不安定なりに楽しいし、今はその不安定さが気に入っていて、そういうのもありかなと、人それぞれに理想とする働き方があると思っています。
悲しい気持ちになったら息を深く吸って、楽しいことを考えて実行する。例えば枕カバーを気分で変えたりとか(^^♪
最近は資格の勉強を始めました。自分には他にもできることがあるという気持ちです。わらじは何足にもなってとてもバタバタしています。
今日の午前中の「夢デザイン」ではコラージュにかじりかけの大きなドーナッツを貼りました。以前なら中途半端な状態にしておけなかったけれど、慌ただしさの中で、気づいたら自分がすごく変わっていました。
もうちょっと落ち着けたらいいと思うけれど、そうも言っていられない、と普通の社会人のようなタフさは、繊細さがなくなるようで少し寂しい気もします。(昔の自分のよさも忘れたくないと思うのですね)
<作業トレーニングに新しく入ってくる人たちに伝えたいことは>
サポステでの知り合いの作り方については、ひとりで孤独なのは嫌だ!もっと話せる明るい子になろうと勇気を出してがんばりました。
今の自分は修行のたまもの。いつも不安で、胸のあたりがもやもや苦しくて…ドクターの「自分が楽しいと思うことをしなさい」という言葉を信じて、なんとか楽しいことを探して、なんとか切り替えようとしてきました。
そんな心の励みになる言葉をひとつもっていたから、無理だったことが、その言葉に引っ張られるようにしてここまでこれたと思います。
その身のこなし方は今も変わらず、仕事で嫌な思いをしても寝て忘れる、そうすると、少しずつ、辞めちゃいたいと思いながらも筋肉がついてくるんです。
あとは日記を書いたり、サポステで愚痴を言ったりして解消しています。
<何か始めるときの勇気、はじめの一歩のきっかけは?>
高卒認定試験については中退したことを心のどこかで気にしていたので、今向き合おうと考えました。
仕事を始めるときは、エネルギーを溜め込んでいるのに、世の中に出ていくのが怖くて何もできない…という堂々巡りの状態を終わりにしたい、しなくてはと思えたからです。
出て行く時は、手探りで水の中をもがくような感覚でした。きっかけは知人から声をかけてもらった一日バイト。「世の中に出ていくってこんな感じなんだ。意外と溺れ死んだりはしない」という感覚がもてました。
人の中で動く自分は自分のままで大丈夫だったのです。「さわやかな自己表現」の実践編は職場ですごく役立ちました。身のこなし方、ストレスから自分を逃す方法を学びました。(泳ぎ方がわかったのですね)
それまで世の中に出ていかなきゃという圧力をすごく感じていました。
「ずっと家で心安らかに過ごすだけではいられないだろう」という意識と「世の中が怖い!」という気持ちのせめぎあいの中で「いや、もう、行くしかない、なんだか行けそう」という意識になったら、周りにいろんな機会が転がっていました。(社会に出るって、実はそんな感じなのかな)
<スタッフより>
Sさんはコラージュで自分の内面を表現するのが大変上手なのですが、自分を語るときの素直でありのままのことばはとても説得力がありました。
サポステには同じような経験をした方、同じように感じている方も多いと思います。この日も心を動かされ、勇気づけられた人が多くいました。
Sさんもまた自分の体験談が誰かのきっかけになればと思いながらお話ししてくれました。
自分に向き合い、自分の気持に正直に10年というさなぎの時代を経て内面から成長し、今、蝶になり外の世界をひらひらと自分らしく飛び回るSさん。
さなぎの時に出会い今日まで伴走してきた相談員もまた人生の素晴らしさを体験させていただきました。
Sさん、ありがとう。
今回はカルチャーセンターでお仕事をしている O さんにお話をしていただきました。
O さんは親の勧めでサポートステーションの利用を始めました。当初は“こんな所に来てもどうしようもない”と、思っていました。
プログラムに参加してもお遊び感覚でピンとこないことばかりでした。
しかし、サポートステーションに通っているうちに“ちゃんとやろう”という気持ちになり、積極的にプログラムに参加するようになりました。
就職活動もはじまり、はじめて事務職の面接を受けた時には“処刑台にのぼるような気分”でしたが、まずは現在も働いているカルチャーセンターで週 2 回のアルバイトからはじめました。
カルチャーセンターでの最初の仕事は、添乗員として利用者に同行するというものでした。行きたくない気持ちでいっぱいだったけれど、行ってみたら意外と大丈夫でした。
昨年の 12 月からは契約社員となり、未経験ながら経理の仕事もやっています。事務系の仕事もやってみたら意外とできました。
その他にも受付やセミナー講師との連絡調整もやっています。セミナー講師との連絡調整は、はじめは抵抗しかなかったけれど、これもやってみたら何とかなりました。
受付の仕事はお客さんに御礼を言われるととても嬉しい気持ちになります。
大変なことは職場の人間関係で、年配の職員に怒鳴られることもあるけれど、そこはうまく受け流してストレスを溜めないようにしています。
今は週 5 日+αで仕事をしている O さんからのアドバイスは、苦手だと思っていることでもやってみたら意外とできることが結構あるということです。
コミュニケーションが苦手だから受付なんてできないと思う人がいるかもしれませんが、少し考え方を変えると受付はその場限りなので“もう会うこともない”と思えば、結構できてしまうと言っていました。
一生懸命仕事をして、後輩からも慕われている O さんをこれからも応援していきたいです。
2015年2月【OB体験談】柏サポステ開所当時の利用者Kさんにお話をしていただきました。
Kさんは、不登校を経験し、学校卒業後、気がつくとニート状態が長くなっていました。
サポステには、母親の紹介で来ることになりましたが、最初は人に自分の内面や弱いところを見せたくなかったので、相談するのも嫌で、来たくなかったそうです。
サポステに通うようになってしばらくして、相談員から靴屋での職場体験を進められ、接客は好きではなかったけれど、行ってみました。
そこでは、お客さんがいなくて暇なとき、何もしないでいるのが嫌だったので掃除をしたり結構マメに動いていたら、お店の人に気に入られ、「うちはハローワークに求人募集を出しているから応募しない?」と言ってもらえるほどでしたが、結局、応募はせず、代わりにハローワークの職業訓練に通いWebデザインを勉強しました。
Kさんはもともとパソコンが得意で、フォトショップやイラストレーターができたので、職業訓練のカリキュラムは午前中2時間位で終わってしまい、残りの時間は自分で好きなことをしていたそうです。
その後、ジョブカードを利用して、ある印刷会社で3か月訓練を経て正社員オペレーターとして採用されました。
しかし、数年後に会社の経営が悪化し、従業員削減の憂き目にあいます。
しばらく失業保険をもらいながら仕事を探しましたがなかなか見つからず2年ほどが過ぎたのち、現在は、人から紹介された都内の印刷会社で、Webデザインのオペレーターとして働いています。
オペレーターの仕事というのは、印刷物のデザインや文章の校正で、自分が関わった商品が出来上がり、町中で看板や広告、冊子が本屋に並んでいるのを目にすると、とてもやりがいを感じるそうです。
ちょうどお話に来てくれたこの時期は学校の教科書改訂で仕事がとても忙しく、毎日残業で疲れているはずなのに、サポステ利用者のみなさんの為に、自分の話が何かのきっかけになればと、色々な質問にも気持ちよく答えてくれました。
「どの人も苦労していると思うから、人を羨ましいと思うことはない。」それどころか、「自分はこんなに楽をしていていいのかと思う。みんなもっと大変だと思う。」
「自分は社会経験も足りないけれど、みんなにアドバイスできることがあるとすれば…、何かをするのはリスクもあるが、何かをすれば自分に身についてくるものだから、もし何かに興味を持ったら、ちょっとネットで調べてみるとか、本を1ページでも読んでみるとか、人に話してみるとか、何か行動すると何かにつながる。」と言ってくれました。
本当は、仕事なんかしないで本を読んだり、ドライブしたり、ゲームをしたりして楽しく遊んで暮らしたいですよ、と笑いながら仕事だけの人生じゃつまらない、たとえ1日の大半の時間を仕事で過ごすとしても、ほんの少しだけでも仕事と関係ない時間を作り
それを大事にしている、というKさんの話にとても教えられるものがありました。
それは職場のお昼休みの先輩との会話だったり、家に帰ってからの友人との電話だったり、寝る前に読む本の1ページでという。
日常の小さな幸せを大事にするということです。
仕事や職場で嫌なことがあると、せっかく休日に友人と会っているときにも仕事の愚痴を言ってしまいがちですが、Kさんは、それは楽しい時間に仕事(愚痴)を入れることになるのでしないそうです。自分の話を少しも苦労話のように語らず、
ダメ人間だったと言いながら、Kさんは、その時々、誰に評価されなくても自分ができることをしていたように感じました。
Kさん、どうもありがとうございました。
2014年9月【OB体験談】現在、医薬品のルート配送をしているIさんに体験談を語ってもらいました。
卒業後、就職し、結婚もして、それなりに普通の人生を順調に歩んでいたが、会社が倒産したことで、事情が変わり、生きるのが苦しく難しい時期がありました。
倒産後、必死で仕事を探したが、リーマンショック後の大不況でなかなか決まらない。失業期間が長くなるにつれ、精神的にもおかしくなってきた。
夫婦関係も悪くなってしまい、離婚することに・・
精神科に行き、医者に「どうしたらウツが治るか?」と尋ねたろころ「仕事が見つかれば治るだろう」と言われた。
こんなに苦しくて身体が動かないのに、まだ仕事を探さなくてはならないのかと思ったら泣けてきた。
そんな苦しい時期を経て父親の紹介でサポステを訪れた。色々なプログラムがあったが、まず、パソコン講座に出る事にした。
パソコンなら、来て、座っていればできるので、なんとかできると思った。それから、相談員と話し合い、少し身体を慣らすために、掃除の仕事を始めたが、これが良かった。 この仕事をしている人は年配の人が多く、一生懸命働いていると周りの人が皆褒めてくれる。
その後、医薬品のルート配送の仕事に就く事が出来た。
担当の薬局に医薬品を配送する。薬局の店員にも色々な人がいて、時にイヤな思いもする。
何より、はじめは、何百種類もある薬の名前を覚えるのがとても大変だった。
けれど、今では、この仕事に満足して働いている。
車の運転が好きなので、この仕事は合っているし、薬局は潰れることはないと思われるので業界としては安定している。
この仕事は、皆、契約社員だが、長く続けられる。ずっと仕事を探していた時は、正社員に拘っていたのも良くなかったのかもしれない。
以前の自分は、周りの人に対して劣等感もあったけれど、今は皆と対等だと思える。
それは、自分の辛い経験を周りの人にはできないとても凄い経験をしたのだと思えるから。
自分だから出来る事がある。同じように苦しんでいる人が沢山いて、自分の経験が彼らの為になるなら、これを役立てない手はないと思っている。
これからも、この経験を人のために役立てていきたいと思っている。
今回はTさん(男性)の体験談です。
個人事業主として宅配弁当の仕事をはじめて1年。人前で話すのは苦手とのことでしたが、参加者の皆様と質問形式で90分お話しいただきました。
仕事への取組み
月~金、1日に40~50軒、車でお弁当を宅配。基本的に一人で働けて、車で移動なので、事務所の中で周りの人間関係を気にせず、開放感があり、ストレスが少ない。
大変な事もある。天候に関係なく、雪でも、雨でもしっかり届ける必要がある。雪の日に配達した時は苦労したが、その苦労のおかげで雨の日なんて何ともないように思えるようになった。
お客様からのご要望、苦情は会社にしっかり伝える。たとえば、量はどうか、味がどうか。妊婦さんは味に神経質になっている人もいるので、好みを確認し伝える。失敗もあるが、お詫びをして、会社にもしっかり報告、連絡、相談する。これを心がけてやっているので、お客様の平均定着率が約60%のところ、自分は80%を超えているのではないか。
※ その他、実際の収入、確定申告、保険の内容等もご説明いただきました。
OBとして伝えたいこと
?自分はどうして働けないのか、一人で考えることはよくない。一人で考えず、サポステに来て、相談員、サポステ利用者と話すのが良い。
?自信が持てず、一歩踏み出せない方は、給与とか考えないで、まず自分が頑張れるところを探すのが良い。
?「少しでも、ここならやれると思うところを探す」、「失敗しても、ここならやり直して、続けられると思うところを探す」。失敗しないというより、どう失敗に対処できるかが大事。
?行動しないと何も起きない。行動は仕事じゃなくても良い。たとえば、好きなこと、趣味でもよい。テニスをやってみる。旅行に行ってみる。なんてどうでしょうか!
?お金がないから遊ばないじゃなく、遊びたいからお金を稼ぐ!
色々なお話しありがとうございました。
今回はFさん(男性)による体験談でした。
自分の将来の夢をかなえるために今の仕事を頑張っている姿を職場の作業工程毎の写真を交えながらお話されていました。
サポステにいる間、何度も面接を受けて、落ちてしまったこと、それでもあきらめずに、挑戦続けていけば道は開けること。挑戦しつづけることが一番大事と発言するFさんの顔は自信にみちあふれていました。
体験談が終わり、時間もすぎても、参加者に囲まれ、質問に答えているFさんと参加者の皆さんの顔がとても真剣だったのが印象的でした。
『仕事はコンビ二に寄るようなもの』
10月は第5弾! 今回は女性(Sさん)による体験談でした(女性初!)
参加者は、Sさんのパワフルなところと繊細さを持ち合わせた体験談に聞き入っていました。
今回は質疑応答形式で体験談は進み、参加者からの『あなたにとって仕事とは?』に『仕事はコンビ二に寄る様なもの。気軽でいいんですよ』と。
なるほど。仕事って、日常生活の一部で身近なものですよね。
にこやかに答えるSさんは、とても素敵でした。