こんにちは。
12月の農業体験プログラムのレポートをお届けします。
今回もお天気に恵まれました。
朝は寒かったですが、徐々に気温も上がり、盛りだくさんの農作業で身体も温まって、気持ちの良い午前中を過ごすことができました。
今回のメインは「ヤギ」と「イモ」でした。
まずはヤギですが、2匹いるうちの大きい方、みやび君です。
草を食べさせるために、移動します。
農園の野菜が食べられないように、つなぐ場所をよく考えて選びます。
最初に松本さんから、加速すると止まらないので、加速する前にしっかり綱でひきとめて動かすことが大事、と教わりました。
じゃがいも畑の近くに連れていきました。
犬を散歩させているように見えますが、実際にリードを持ってみると、やはりヤギは大きくて、力強さを感じさせます。
道々、草を食べながら、なかなか前進しません。まさに道草です。
刈払機がネットを巻き込むと危ないので、柵のネット近くの草はヤギに食べてもらうことにしました。
刈払い、ヤギの見張り、じゃがいも掘り、ピーマンの収穫などを、それぞれ分担して行いました。
じゃがいも畑です。
地上の茎がほとんど枯れていて、どこにじゃがいもがあるのか分からないため、イモを切らないように、掘り残しのないように、外側から掘っていきました。
たくさん獲れました!
収穫したじゃがいもは、風乾(ふうかん)といって、まず乾かすそうです。
そのため、手順として、最初にまずじゃがいもを掘り、風乾させている間に他の作業を行うことをしているそうです。
収穫し終わったピーマンの枝を根っこごと引き抜きます。
こんなに大きくなるの、ご存知でしたか?
上の畑からヤギを移動させる時、近づいた人全員にヤギが飛び掛かってきました。
参加者のSさんが、しっかりリードを引っ張って、御して、連れて帰って、元のところにつないでくれましたよ。さすがです!(助かりました~汗)
いつも穏やかな印象のみやび君ですが、今日は何かご不満でしたでしょうか?
松本さん曰く、やはり、上下関係をしっかりすることが大事のようです。
とはいっても、なかなか実践できる人は少ないかと思います。
日頃から動物に慣れているSさん、頼れる存在でした!
大きな塊が掘れました。
ひげ根を取り、見栄えのいいものは、近くのお店で販売するため、取り分けました。
ヤギ小屋の掃除もしました。
バケツ一杯になった糞は堆肥のコンポストへ持っていき、畑の栄養になります。
参加者のAさん、お掃除しながら、「ありがたいな…と思いました」と仰っていました。
今回も斜面の刈払いを行いました。
重労働だし、怖さもあるけど、楽しかった、との感想でした。
経験者も増えてきて、刈払機のスキル、履歴書に書けるかも?!(笑)なんて話で盛り上がりましたよ。
ヤギ小屋掃除、畑作業(里芋掘り、玉ねぎの苗植え)、刈払い…それぞれ分担し、ゆるーく交代しながら、作業をしました。
じゃがいも、サツマイモ、里芋…
今回は3種類の異なるイモを掘りました。
(じゃがいもは出島、サツマイモは紅はるかという品種です。)
同じ芋類でも、それぞれ畑の土の状況、育て方、収穫の仕方など、違うことが分かりました。
参加者の皆さんからは、
「体を動かしてとても気持ちよかった」
「大変な作業も多いけど、楽しくできるし、学べることも多いので、充実感があります」「またぜひ参加したい」
などの感想を頂きました。
次回は来年の2月に開催予定です。
たくさんの参加をお待ちしています!