こんにちは、3月に入り、ようやく梅が咲き、日差しから暖かさを感じられるようになってきましたね。みなさんいかがお過ごしですか?
本日は、3月10日に開催されたプログラム「手話ソングを楽しもう」のレポートをお届けします!
写真と共にご覧ください。
柏ドリーム手話ソングのみなさんにお越しいただき、まずは自己紹介から。
手話ソングを教えて下さる佐藤さんが、いつから耳が聞こえなくなったのか、学校生活の思い出や、現在のご家族とのコミュニケーションについてのお話を伺いました。明るく前向きな姿勢でお話してくださる姿にひっぱられるように、心の内に勇気が湧いてきます。
お次はパフォーマンスです!
「海の声」「花」「パプリカ」それぞれの歌詞が、手話を用いたやわらかな動きで表現されていて、歌詞に込められた感情がとても鮮明に伝わってきます。こんな美しい動きが自分にできるのか…?とみんなドキドキ、緊張しながら見つめました。
レクチャーはまずは「パプリカ」から!
歌詞の「曲がりくねり歩いた道」からひとつずつ、丁寧に動きを教えてもらいます。みんな最初はおそるおそる、見様見真似でしたが、曲が進むにつれ曲の楽しさや動きの意味や、自分が思うように体をうごかせない不器用さに楽しくなり、笑顔がこぼれました。テレビで見たことのある振り付けも含まれていて、テンションが上がります。
2番まで通してやりきった時には、体を使って感情を表現する楽しさや、必死になって覚えたがむしゃらさで、会場が充実した高揚感に包まれました。
休憩をはさんでお次は「花」です。
3月11日を前に、今一度東日本大震災を思えるようにと、こちらの曲を選んでくださいました。
美しく優しい歌詞が、手話によりさらにやわらかく、あたたかく表現されています。歌い出しの「真っ白な雪道」は、全て+白+雪+道 という4つの手話を組み合わせていて、流れるような動きに惚れ惚れしましたが、いざ自分でやってみるとまったく曲の間に合わなく、むずかしい!みんなで講師のみなさんの動きを追いかけながら、なんとかサビの「花は 花は 花は咲く」だけはマスターし、一曲通してやり切ることができました。
参加された皆さんからは、
「自分の世界が広がったように感じた」
「覚えるのが難しく、頭を使ったけれど手話の意味を知るのが楽しかった」
「歌に合わせて楽しく学ぶことができた」
「自分も仕事で使っていきたい」
などの感想が寄せられました。
2時間を通して、講師のみなさんや音楽、そして自分の心身と対話をする、癒しのコミュニケーションの時間となりました。