こんにちは!
1月26日(水)に柏たなか農園にて開催した農業体験プログラム(第7回)のレポートをお送りします。
今回は、初参加の方2名、継続の方3名の計5名の方が参加されました。
今回の目玉はなんといっても「ヤギの管理」です。
二匹の子ヤギ…と言うには少し大きいので、二頭のヤギですね。
ヤギの若者、雅くんと節くんが本日の主役です。
皆で代わる代わるリードを持って、農園のあちこちを連れまわり(連れまわされ?)雑草を食べさせました。
ムシャムシャと、とにかくいい食べっぷりに見入ってしまいました。
ヤギの散歩は交代で続けつつ、ヤギ小屋の竹の入れ替えをしました。
「竹」という素材は、切ればすぐに使える便利さはありますが、伸びるのが早く、他の木に比べて強度が弱いため、2~3年に1回、入れ替える必要があるそうです。
竹で小屋を作る利点としては、風通しがよいこと、雨が入りにくいことが挙げられます。
また環境にもよく、古くなった竹は炭にするなど、どこまでも循環して無駄なく利用できる利点があります。
まずは、小屋の壁として使われている古い竹を引っこ抜き、その後に、新しい竹を1本1本埋め込んでいきます。
引き抜く作業は一人ではできません。一人が地面から引き抜き、持ち上げ、もう一人が柵の上の方から手を伸ばして引き取ります。
竹は根の方が太く、先端に向かって細いため、その太さをうまく合わせて壁を作っていくことが必要です。
数人で協力しながら、土台となる地面の深さを調整したり、竹を埋め込む位置を確認しながら、木槌で打ち込んでいきました。
皆さん、初めての作業でしたが、知恵を出し合い、相談しあいながら着実に作業は進み、ついに新しいヤギ小屋が完成しました!
茶色く古かった小屋が、青々とした小屋に生まれ変わりました。
こちらの部屋の住人である節くんも、トラクターの上に飛び乗って様子を伺い、できあがりを楽しみに待っていましたよ。
新しい小屋の寝心地はどうだったでしょうかね? 次に会った時に聞いてみましょう。
さて、次は、たい肥作りです。
野菜クズの山の上に乗って足を踏み踏み・・・
楽しそうに見えますが(?)、足元が悪いので、足をくじかないように、落っこちないように、バランスを保ちつつ、かなり神経を使う運動でしたよ。
これだけで、自然の力で、良い土、たい肥になるんですね。
最後はジャガイモ掘り。
今回は、大ぶりなものがたくさん取れました。
皆さん、お土産に頂いて帰りました。
この出島という品種。煮崩れせず、しっとりしっかりとした美味しさです。
さて、今回もお楽しみの焼き芋が仕込んでありました。
ですが、かまどの焼き芋は、またまた火加減が難しく!
弱めの火で細く長くが良いようですが、放置しておいたので、1個を残して真っ黒こげに😢
↑ レスキューされた一個。哀愁が漂ってますね。
貴重な1個を皆で一口ずつ頂きました。
次回もぜひリベンジできれば嬉しいですね。
最後に松本さんから、ヤギのことや、畑の道具についてのレクチャーがありました。
畑の道具は皆、刃物であること。特に、誰も危ないと思っていない「スコップ」が実はいちばん危ないとのお話でした。
作業に集中しすぎないこと、周りに人がいるなと見ながらやるのが大事、とのことでした。
仕事にも通じるところがあるかもしれないですね。
大事なことですから、今後の農作業体験においても、しっかりと意識してやっていきたいと思います。
・・・
かしわサポステでは今後も毎月、柏たなか農園にて農業体験プログラムを実施していきます。
次回は2022年2月21日(月)
その後も、3月23日(水)、4月25日(月)、5月25日(水)に開催予定です。
詳細は「新着情報」または「今月のプログラム」をご覧ください。
農業に興味がある方も、そうでない方も、ぜひいちど農園に足を運んで農作業を体験してみませんか?
お申し込みをお待ちしています!