学校関係者の方へ

サポステ学校連携推進事業のご案内

│進路未決定の卒業生向け支援(期間限定)

これまでサポートステーションの支援対象は学校卒業または中退した方に限定されていましたが、令和2年度より、年度末の1月~3月の期間に限り、3月に卒業予定の学生で進路が決まっていない場合にはサポステの就労支援が可能となりました。
「このまま卒業させてしまったら・・・」と進路が心配な生徒さんのフォローをサポステが引き継ぎます。学校卒業後のニート・ひきこもり化を予防する切れ目ない支援として、上記「進路未決定卒業予定者」については、職業適性検査などをもとに個別のキャリアカウンセリング、就職活動や応募のサポートを行います。
また、入職後の定着やステップアップの相談に応じるなど学校卒業後も継続的に伴走していきますので、安心してご相談ください。
期間限定の支援サービスは年末に当ホームページにてご案内を致します。

│卒業後、定職に付けず途方にくれてしまう方に

高校を卒業した後、就職が決まらない、なんとなく入った会社を辞めてしまった、バイトを転々としているなど、進路に迷うことがあります。ハローワークで自力で就活するのも難しく途方にくれる、そんなとき頼りになるのが地域若者サポートステーションです。
サポステは学校と企業の間にあって、ガイドの役割を果たしています。一人ひとりの職業イメージや適性などを確認しながら多面的なサポートで就労まで伴走していきます。高校卒業後3年以内の離職率が約4割と高いことを踏まえ、学校と連携して在学生への情報提供を行っています。


│中退された後、ひきこもってしまう前に

サポステでは高校を中退した、あるいは中退することが決まった若者を対象に進路相談、情報提供を行っています。前向きに職業や学業などの進路を選択していけるよう、学校と連携しながら「切れ目ない支援」を展開し、必要に応じてアウトリーチ(訪問相談)を行います。
様々な理由から高校を中退することになったとき、ご本人の気持ちに耳を傾け、将来の不安や夢、進路について相談にのってくれるところがなくて、一人で悩みを抱えたまま、長く家庭内にひきこもってしまうことがあります。
こうしたことを防ぐため、サポステの相談員がご家庭を訪問し、ご本人やご家族の相談にのり、早期にサポステに来られるように働きかけていきます。ご本人の状態により訪問相談が難しい場合や別な支援が必要と判断される場合は、保護者の方や学校と検討の上、適切な専門機関をご紹介します。

 

│かしわサポステティーンズサポートプログラム なやめる10~20代の居場所「ほっとカフェ」
ほっとカフェは、これまでサポートステーションの対象外であった在学生(中学生以上)もご利用いただける “居場所カフェ”です。
コミュニケーションやセラピー、農業体験などのサポステのプログラムを活用しながら、卒業後の進路や将来についても気軽に相談できるティーンズサポートの場です。進学や就職だけでなく、高卒認定試験や職業訓練、保健・福祉機関、地域の居場所などの情報提供をしながらご本人や保護者の皆様と一緒に考えてまいります。

かしわサポステは15年にわたり職業的自立を目指す若者の就労支援を行っていますが、10代の方はもとより、20代、30代で相談に来られる方の中にも不登校や中退の経験から自信が持てずに苦しんでいる方が少なくありません。早く心のケアをし、適切なサポートにつなげれば、いろいろな可能性が見つけられると考え、ほっとカフェという形で、まずは小さな一歩を踏み出すことにしました。

 

自分らしく前向きな、中退からのチャレンジをはじめよう

かしわサポステは高校中退という出来事を、若者が自分の人生を主体的に考えるきっかけとしてとらえ、新たなチャレンジをサポートしています。
サポステでは高校中退経験のある若者が、様々な支援プログラムを通じて人間関係や自信を取り戻し、新たな目標にチャレンジしています。
進学や高卒認定試験を目指す、職業訓練や資格取得に挑戦する、まずはアルバイトをしてみるなど、いろいろな選択肢を相談員と一緒に考え、進路を見つけて自立していきます。サポステを卒業する頃には見違えるように成長しスタッフを驚かせます。
一人でも多くの若者が「可能性」を伸ばしていけるよう、かしわサポステの支援も日々進化していきたいと思います。

 

お問合せ・お申込み ご利用についてやアウトリーチのご希望等、お気軽にご相談ください。
TEL 04-7100-1940 (月〜金 9:30〜16:30)
FAX 04-7100-1950
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かしわ地域若者サポートステーション

千葉県柏市柏下66-1(柏市保健勤労会館)
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